転職者に選択肢を限定させない。できる限り多くの選択肢を!
転職を考えている人が最も利用する手段は大手の転職求人サイトです。
求人サイトは、人材を採用したい求人企業がお金を払って求人広告を掲載しています。
料金設定は各求人サイト、いくつかの区分があって、たくさんお金を払うほど検索結果の前の方に表示され、広告スペース、掲載する情報量も多くなったり画像を多用して制作されたりしています。
お金をたくさん払う会社が上位表示される。
これはグーグルのアルゴリズムと違いますよね。
今のグーグルの検索結果はクオリティの良いページが上位に表示されます。
その「クオリティ」というのはグーグルは非公開としているけど、要素としては、「クオリティの高いサイトからのリンク」、「関連性のあるページからのリンク」、「更新されている頻度」やクチコミの量、それに返事をしているかとかが関係しているとされています。
とにかく、広告である求人サイトの表示方法はお金次第。
それって転職者から見たら、見たい情報を真っ先に見つけられているのでしょうか?
グーグルは、利用者が得たい情報を真っ先に見つけられるように検索システムのアルゴリズムを改良に改良を重ね、そして現在もこれからも更に改良します。
『転職者のための福岡の会社情報』はお金がないので検索エンジンのようなシステムではないし、AIを導入しているわけでもなく、ひとつひとつ手作業でつくっているし、表示順位は独自の評価方法を元に恣意的に並べています。
もらえるお金の金額によって順位を決める広告モデルの求人サイトとは違います。
掲載している企業からはお金をいただいていません。
掲載の許可もいただいていません。
全ての掲載企業への『コメント』が必ずしも好意的な内容ではないし、掲載順位が下位の低スコア企業はイメージを低下させることになるのかもしれません。
だからそんな企業からは削除依頼が来るかもしれません。
『転職者のための福岡の会社情報』は、どこかの会社を低スコアにランキングしても利益にはならないし、高スコアにランキングしても利益にはなりません。
独自の評価方法を誰もが共感していただけるとも考えていません。
だから評価項目や評価内容は公開していません。
しかしながら少なくともお金次第で検索結果が上位表示される求人サイトとは違うという点、是非ご理解ください。
評価項目は個人的な見解での「はたらきがい」のある会社かどうか
毎年、就職活動をする新卒の学生に人気の企業ランキングが発表されてますよね。
文系の学生、理系の学生それぞれ性別ごとに別のランキングで、顔ぶれは大きく違います。
東大生に人気の企業と日本大学生に人気の企業も大きく違うでしょう。
転職者にとっても、新卒学生に人気の企業ランキングが全く参考にならないわけではないけど、転職先の対象とはならない企業の方が多いかもしれません。
『はたらきがいのある会社』という指標もあります。
こちらは転職者にとって非常に参考になる調査です。
はたらきがいを感じている人は、どのようなことにはたらきがいを感じているのか。
『はたらきがい』の内容は、人それぞれ違うけど、働くモチベーションの大きな要素であると思います。
例えば、どんな理由で『はたらきがいがある』、『はたらきがいがない』と評価するかという具体例をあげてみます。
「給与」が高い会社という基準をもっている人は、
a「給与が高いからはたらきがいがある」
b「こんなに働いているし、会社に利益をもたらしているのに給与が見合っていないから、はたらきがいがない」
と評価します。
「達成感」を得られる会社という基準をもっている人は、
c「社員で一丸となってお客様のために仕事を成し遂げていくので、ひとつのプロジェクトが終わるごとに達成感を感じるからやりがいがある」
d「誰からも感謝されることもないし、そもそも人と接することもないから、性格に合わないし、喜びを感じられない、達成感も感じられないから、はたらきがいがない」
と評価します。
では、aの評価があった会社は給与が高い会社なのかというと、そうとも限りません。
そのような評価をした人は、他の社員よりも高い評価をされていて給与も比較して高いから、『給与が高い』と思っているかもしれないし、高い実績を残して、それがインセンティブに反映される仕組みなので『給与が高い』と思っているかもしれません。
逆に『給与が低い』と思っている人は、その人が会社に評価されていないから比較して低くなっているだけで、会社全体が給与の低い会社というわけではないかもしれません。
仕事を任せてもらえないから『はたらきがい』を感じられない、と評価している人がいる会社は、自由闊達な雰囲気がないとか、若手には仕事を任せてくれないとか、新しいことにチャレンジするような雰囲気ではない、という会社であるとは限りません。
その人が大事な仕事を任せられるような人物ではないから、任せられないだけで、会社のカルチャーではなく、その人個人に原因があるのかもしれません。
cの評価をされた会社の他のベテランの社員は、もしかすると、
「マーケットが縮小傾向にあって、同業他社との競争が厳しくなっている。価格競争にも陥っていて、プロジェクト毎の予算が厳しくなっていくのでプロジェクトマネジメントをしていても、常にどれだけコストを削減するかを考えないといけなくなってきている。人員を削り、各メンバーの負担が増していて、みんなが活き活きとはたらいているようには感じられなくなってきた。この数年はプロジェクトが終わるごとに、終わったことには達成感を感じるが、利益率が下がっているので利益の少なさに会社の将来の不安を感じる。はたらきがいを感じているかと聞かれれば、ないわけではないが、以前のようには素直に感じられなくなってきた」
などの評価をするかもしれません。
つまり、『はたらきがい』がある会社かどうか、は一概には言えません。
『はたらきがい』は人それぞれ違うからです。
では、『転職者のための福岡の会社情報』では『はたらきがい』のある会社を、どのように評価しているのかを説明します。
1、事業内容、ビジネスモデル、営業方法、顧客獲得方法、
2、社歴、売上、利益の推移、社員数、社員数の推移、採用人数、退社人数
3、経営者
4、顧客、取引先
5、給与、勤務時間、休日
7、ネットのクチコミ
実際にその会社ではたらいている人の『はたらきがい』を聞き出すことは不可能ではありませんが、かなり手間がかかり時間もかかります。
『転職者のための福岡の会社情報』では客観的なデータをして公開されている情報を元にし、参考程度に、ネットのクチコミも加えて検討しています。