2008年に経営破綻した株式会社ディックスクロキの管理物件を引きついだ元株式会社ディックスクロキ取締役マネジメント部長牧野修司氏が社長となってスタートし、10年余りで2倍以上の管理戸数まで拡大
株式会社Good不動産 会社概要
事業内容 | 賃貸管理事業、賃貸仲介事業、売買仲介事業、リノベーション事業、企画コンサル事業 |
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本社 | 福岡市中央区大名 |
設立 | 2009年 |
売上高 | 新卒採用サイトリクナビによると 20億8百万円(2017年度) 17億7千万円(2016年度) 15億1千万円(2015年度) ふくおか経済2019年9月号によると 約15億円 (*決算期は4月のため、2019年4月期の売上高が約15億円と推定される) |
社員数 | 59名 |
事業所 | |
感染会社 | 株式会社Goodホームデザイン 株式会社Goodリアルエステート |
株式会社Good不動産 正社員新卒採用・中途採用求人歴のある職種
株式会社Good不動産ホームページでの求人情報
新卒採用(リクナビにリンク) | ・総合職(営業セクション) 賃貸仲介業務 ・総合職(リノベーション営業セクション) ・一般職 管理部門 総務・経理・庶務・人事・広報など |
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中途採用 | 1)賃貸仲介営業職●入居者様の斡旋 ●賃貸物件のご案内 ●賃貸借契約書の締結業務 2)売買仲介営業職●不動産・資産運用プランニング、コンサルティング ●不動産売買の代理・媒介業務など ●資金調達に関する金融機関のご紹介及び融資条件交渉 3)賃貸管理職●入居者様やオーナー様の対応 ●旧退去時の状況確認、現状回復・建物の終焉、営繕、維持管理 ●入居率向上のための提案 |
株式会社Good不動産 求人情報サイト・転職エージェント利用状況
新卒採用 求人サイト
リクナビ 掲載中
マイナビ 未確認
中途・キャリア採用 求人サイト
リクナビネクスト 求人掲載歴 未確認
マイナビ転職 求人掲載歴 未確認
エン転職 求人掲載歴 あり
管理・事務 | ・広報スタッフ ≪第二新卒・未経験歓迎≫【仕事内容】 | 掲載期間: 2018/02/12 – 2018/03/11 |
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中途・キャリア採用 転職エージェント
リクルートエージェント 公開求人情報 掲載未確認
マイナビエージェント 公開求人情報 掲載未確認
マイナビエージェントサーチ 公開求人情報 掲載未確認
パソナキャリア 公開求人情報 掲載未確認
ランスタッド 公開求人情報 掲載未確認
JACリクルートメント 公開求人情報 掲載未確認
type転職エージェント 公開求人情報 掲載未確認
ビズリーチ 掲載未確認
株式会社Good不動産 就職・転職者のための福岡の会社情報レビュー 運営者からのコメント
総合評価
かつて存在した株式会社ディックスクロキが行き過ぎた投資により破綻する際に、賃貸管理部門だけを生き残らせる形で設立された会社。
株式会社ディックスクロキは2008年11月に民事再生手続開始申立を行い、その後破綻したが、創業者の黒木透社長が会長に、板倉雅明専務が社長に、という人事が発表されたのは2008年4月であり、わずか半年後に倒産となっている不可解な経緯がある。
株式会社ディックスクロキの黒木透創業者初代社長及び2代目社長の板倉雅明氏及び専務の江崎憲太郎氏、常務の平井俊悟氏及び石井献氏は責任をとって新会社の事業運営には表向きは関わっていないが、取締役の中で最年少だった取締役マネジメント部長牧野修司氏が選ばれ、社長に任命されてスタート。
株式会社ディックスクロキが販売、管理した物件のオーナーの意向でオーナーだ出資する会社の設立が決定されたと言われる。
資本金はわずか400万円。
新会社の社名は株式会社ディックスクロキのロゴと同じく株式会社DIX。 ―11。6000戸の株式会社ディックスクロキの管理物件を丸々引きついだ。
会社名も同じ、そして所在地も株式会社ディックスクロキ内である福岡市中央区高砂2―11
株式会社ディックスクロキはビルの外資系企業も含む大手企業などにビルの一等売りをしてその後の管理を請け負うビジネスをしていたが、扱う物件の規模を大きくしていったことで資金が回らなくなって破綻している。
しかし、賃貸管理事業は、リスクが小さく民事再生手続において、お金になる部門だった。表向きは、株式会社DIXにそのまま物件管理の権利を継承させることはできないので入札という形を、しかも2回、行ったが、実質は他社に譲られることはなく、実績のある管理会社に譲渡されることはなく、設立2か月目の株式会社DIXが株式会社ディックスクロキの「お金を生む事業」を引き継いだ。
それから10年余り、社名を株式会社ディックスクロキをイメージさせるようなこともない株式会社Good不動産に変更して、現在は株式会社ディックスクロキから引き継いだ管理物件数の2倍以上を管理。
株式会社Good不動産の牧野修司社長は株式会社ディックスクロキの社員時代、3年間課長を務めた後部長に昇進。
株式会社ディックスクロキ破綻した当時も30代前半で取締役部長と、黒木透氏に評価されていた。
牧野修司社長は株式会社ディックスクロキから引き継いだリスクの小さい、「お金の生る木」の賃貸管理事業も着実に拡大しつつ、かつての株式会社ディックスクロキの事業に近い分野へも拡大。
更には、物件管理システムを他社に販売して、IT企業とも提携して更に拡販するなど、株式会社ディックスクロキの急速な破綻を目の当たりにしてきただけに、事業拡大をしつつもリスクの高い事業はしていない。
福岡の不動産業界で存在感を大きくしつつある。
では、働く人にとっては、どのような会社なのか。
転職求人サイト『エン転職』のクチコミサイトを確認してみます。
もっとも気になるクチコミは、2019年3月に投稿された、退社している20代男性営業社員のクチコミで
「非常に入れ替わりが激しい。体育会系のノリがある為、それについていけずに辞めていく方、また、いくら頑張っていても経営陣に認められず給与に反映されずに辞めていく方。この2つが大きな要因かと思う。」
そして、
「給与は基本給が入社1,2年目は13万円代である。ボーナスは基本給の1.75倍ほどであるため20万円前後である。入社2年まではいくら売り上げを上げても他のスタッフとは変わらない。事務職の方は営業手当がなく手取りで入社1,2年目は13万円くらいの為、大分節約をして生活しないといけない。」
「給与は他の不動産会社と比べると少ないと思う。手当が多いのが他の会社と比べると充実しているように見えるが、基本給が少ないだけである。」
株式会社Good不動産は社員の入れ替わりが激しい、つまり退職者が多い会社。その原因は給与が月額13万円と、同業他社よりも低いこととか、体育会系のノリだから、というのである。
会社を高評価するクチコミもあるが、それは、明らかに会社の宣伝内容のようなクチコミで、投稿しているのは、現役の社員、広報がある部署の女性。
株式会社ディックスクロキでも広報担当は女性で、経営企画部門の所属であったが、株式会社Good不動産の牧野修司社長の組織づくりは株式会社ディックスクロキの組織のように広報に女性を当て、部署は経営企画部門に所属させている。その広報担当女性と推定される現役社員が、エン転職のクチコミサイトで株式会社Good不動産の悪口のような評価のクチコミばかりを目にして、宣伝目的でクチコミを投稿したように窺える。
以下がそのステマのようねクチコミですが、いかがでしょうか。
『会社の安定性:中心事業である不動産管理事業では福岡市を中心に9,000戸以上を管理。高い稼働実績と管理実績を持ち、個人オーナー様や法人様はもとよりプロ投資家様からも高い信頼と評価を得ています。目下、今年度中の管理戸数10,000戸達成のために、社員一丸となって頑張っています。2013年12月、福岡での事業実績を足掛かりとして、東京・大阪に関連会社「Goodリアルエステート」を設立。現在は大阪中心に600戸以上の管理をするまでに成長しています。テレビ朝日系人気番組『大改造劇的ビフォーアフター』にも出演、「リフォームの匠」若林秀和氏とコラボレーションしたリノベーション、「無垢部屋」が大変好評です。』
「エン転職」のクチコミサイトは転職サイトなので、基本的には転職したい人が他の会社を探すに当たって、まずは自分が自分が勤務している会社や元の勤務先の情報を提供してください、という転職活動クチコミサイトです。
だから、必然的に悪口のようなクチコミが書かれることが多くなるわけです。
会社を退職したい人がこのような会社の宣伝のようなクチコミをするでしょうか。
株式会社Good不動産に限らず、エン転職のクチコミサイトを確認する際には、現役社員なのか、退職した元社員なのか、を確認しないといけません。