ほけんの窓口グループ株式会社

ほけんの窓口グループ株式会社
ほけんの窓口グループ株式会社
事業内容
1. 保険代理店(生命保険・損害保険)
2. 保険ショップ「ほけんの窓口」の運営
3. パートナー店・提携店の運営サポート
本社 年商設立従業員数
東京都千代田区

営業収益:419億9576万円(2019年6月期)

1995年4月3,326名(2019年6月末現在)
ホームページでの求人内容
  • 【中途採用】ライフパートナー
  • 【中途採用】コンシェルジュ
  • 【中途採用】本社スタッフ
  • 【新卒】総合職(ライフパートナー・本社内勤)
福岡市内だけで10店舗、天神だけでも3店舗。
北九州市内で5店舗ほか、福岡県内には25店舗。
全国では700店舗以上。
福岡県内の店舗一覧日本生命などの自社商品だけを売る保険会社と違い、ほけんの窓口グループは、保険会社ではなく、他社の保険商品を売る保険代理店。保険代理店も各保険会社の研修を受けた専属代理店がありますが、ほけんの窓口グループ40社以上の保険会社とパートナーシップを築き、お客様に最適な保険商品を提案。

ほけんの窓口グループが販売する保険会社

ほけんの窓口グループが販売する保険会社

保険に限らず、どの業界でもそうですが、メーカーの営業マンは同業他社の製品の方が自社より優れているとしても、自社の製品を売るために、自社製品よりも客にふさわしい他社製品を紹介することなどするはずがありません。

その結果、その客は、自社にとって最適ではない製品を購入してしまうことになり、その客はその製品に満足していたとしても、もっとふさわしい製品を購入していれば、より多くのメリットを享受できたのに間違った選択をしたということになってしまいます。

ほけんの窓口グループのビジネスモデルは、そのような売る側の論理ではなく、購入者、ユーザーの立場に立って多くの選択肢の中から顧客一人一人に適した商品を提案するもので、他の業界でもあり、珍しいものではありません。

ただ、そのビジネスモデルを、保険会社とその専属代理店が主体であった保険セールスの業界で成功させたから、ここまで全国に店舗を展開する企業となれたわけです。

ほけんの窓口グループが各保険会社の商品を販売したらいくらもらえるのかについては、もちろん非公開情報なのでわかりませんが、各保険会社の自社の営業マン、専属代理店の営業マンがもらえる歩合よりは少ないとしても、保険に加入するのであれば、保険会社の営業マンから勧められる商品よりも、たくさんの保険会社のたくさんの商品の中から自分いに最適な商品を紹介してもらえる方が安心感がある、という認知が普及していけば取扱件数が増加します。

ほけんの窓口グループのような会社が市場で存在感を増してくれば、そのようなディーラーに自社商品をたくさん売ってもらいたい保険会社が、マージンを高く設定します。

一般的には、保険商品を販売した代理店や個人に入る歩合は、その契約者が保険料を払い続けている限り一定の割合で入ってくる契約もあるし、数年間のみ、という契約もある。

保険ディーラーは本当に保険に加入したいお客様本位で最適な商品を提案し続けていけば、これまで通りの信頼感、安心感で選ばれ続けていくでしょう。

保険代理店業界の不祥事と言えば、記憶に新しいのがリクルートです。

リクルートの保険代理店が謝罪 全員が資格を持つと虚偽のPR

リクルートのグループ企業「リクルートゼクシィなび」(東京)が展開する保険代理店が、ホームページ(HP)やチラシで「スタッフ全員がファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持つ」とPRしながら、最大2割のスタッフが無資格だったことが17日分かった。同社はHP上で謝罪して記載を修正し、販促物の配布も取りやめた。

複数の保険商品を取り扱う「ゼクシィ保険ショップ」は2010年にサービスを始め、全国に37店舗ある。現在はスタッフが60人で、うち10人がFPの資格を持っていないという。

ほけんの窓口グループの場合だと、多くの保険会社の商品を取り扱っていて、多くの選択肢の中から顧客へ適した商品を提案している、という信頼性が揺らいでしまったら、この会社の存続の危機に陥るかもしれません。

例えば、福岡である程度知名度がある、結婚式場紹介サービスの会社。

社員や元社員もクチコミでは、利用者に最適な結婚式場を提案しているかのように思われているかもしれませんが、実際は、マージンが高い結婚式場を重点的に紹介、販売するようにというのが会社の方針です。