株式会社ＩＳＴソフトウェア　九州事業所

組み込み系ソフトウェア開発を主体としていたシステムインテグラーターの日本アイ・エス・テイ株式会社と官公庁を主としていたシステムインテグレーターの株式会社ソフトウェアが合併して株式会社ＩＳＴソフトウェアが発足。

業務系ソフトウェア開発、組込み系ソフトウェア開発、オラクルEBS導入支援ソリューションなどのソフトウェア開発やツール・システム開発を幅広く行う。

東証一部上場システム開発企業の子会社で東京本社企業であるにもかかわらず、一人当たり売上高は１５００万円程度なので、福岡地場の独立系システム開発会社と比べてもそれほど変わらない。

新卒採用サイトのマイナビによると取引先企業は上記のとおり数多くありますが、ほとんどがシステム開発会社です。
ということは、株式会社ＩＳＴソフトウェアはそれらのシステム開発会社の下請け仕事が多いわけです。

だから一人当たり売上高は１５００万円くらいになってしまうということです。

福岡や九州の人が、このような東京本社のシステム開発会社に就職・転職することについて検討すると、勤務地の希望が叶うのかどうか、という点があります。

新卒採用サイトのマイナビにはそのような不安を感じる就職活動学生がいるのを見越してか、福岡事業所に配属予定の新卒入社１年目の女性を登場させて、出身地の福岡に勤務できることを期待させるような内容があります。

とは言え、誰もが希望する勤務地ではたらけるわけではないので、福岡本社しか事業所がない福岡本社企業と違って、勤務地が保証されるわけではありません。

東京に本社があることで、大きい会社の仕事ができり、大きい仕事ができたり、最新の技術が使われる仕事ができたりという機会はあると思いますが、それは福岡地場の会社でも東京の大手システム開発会社の下請け仕事をしている場合でも、そのような条件に当てはまる場合もあります。
ということで、スキルアップの面から見てもそれほどメリットがあるとも言えません。

では給与が福岡地場企業よりもかなり高いか、というと社員一人当たり売上高が１５００万円で、福岡地場企業の独立系システム開発会社と同じくらいなので、給与もあまり違わないだろうと推測できます。

ということで、東京本社企業だ、東証一部上場企業の子会社だ、という会社概要だけで、ＩＴエンジニアとしては福岡地場企業よりも魅力的だと簡単に判断はできないと思います。